美容(美肌)

健康的な、生き生きした肌に改善するツボです。項番1~3は基本的なツボ、反射区です。項番4は課題ごとに対処するツボです。

 

1. まず、基本中の基本のツボです。

右図「湧泉」 (足の五本の指を内側に曲げた時にできる凹んだところ)

「副腎ゾーン」 (「湧泉」の真下)

女性は閉経後、特に「副腎ゾーン」は大事です。

2. 足の「肺」、「生殖腺」、「骨盤部」、「鼠径部」、「大腿部」の反射ゾーンです。

①東洋医学では肺は皮膚をつかさどるとしています。

右図「上部リンパゾーン」 (足裏、足の甲の各々の趾間の根元にある丸いゾーン)

八風と呼ばれるツボでもあります。親指と人差し指で足の甲、裏を挟むように押しこんでください。

さらに丸いゾーンから足首に向かって各指の中足骨間(右図縦の線)を押し揉み、次に中足骨のエリア全体(右図斜線、肺の反射区)を揉捏します。

②ホルモンバランスを取るとともにリンパの流れを促進します。

右図 「子宮、前立腺・睾丸ゾーン」(足の内側、内踝と踵骨の後下端を結んだ線の中点)

右図 「卵巣、睾丸ゾーン」(足の外側、外踝と踵骨の後下端を結んだ線の中点)

上記の中点を中心に斜線部分全体及び矢印のところを揉んでください。

「骨盤部のリンパ腺ゾーン」 (内、外両側の踵の大部分)

「大腿部のリンパ腺ゾーン」 (アキレス腱に沿った線)

「鼠径部リンパ腺ゾーン」 (内踝と外踝をつないだ線)

 

3. 次に足、耳、顔のツボです。

右図「三陰交」 (内踝の直上指4本、脛骨の後縁) 

足首から脛骨に沿ってこきあげていくとすこしくぼんでいるところに当たります。垂直に押して、その後脛骨の下の方に向けて流します。

右図「内分泌」 (耳の穴の下にある切れ込みの内側の底)

ホルモンバランスを取り、シミ、そばかすに効果があります。小さな平らな丘になっているところで、人差し指と親指ではさんで押します。 

「腎上腺」 (耳穴の前にある膨らみ部分(耳珠)のすぐ下、目安として耳珠の頂点が一つの方は耳珠の下1/3、頂点が2つある方は下の方の頂点上にとる)

「副腎」とも言います。このツボの効果は副腎ホルモンの調整です。一部内側に入りますので、少し痛いですが、爪で挟むように押さえます。

「上肺」、「下肺(かはい)」(耳甲介腔(耳の穴につながる大きなくぼみ)の中央の上下)

このツボは 新陳代謝、血行、排泄を促進し、ダイエットのほか、風邪、便秘、肌のかゆみ等への幅広い効果があります。爪で押します。

「上肺」、「下肺」、「腎上腺」、「内分泌」を刺激する場合、次の方法が簡単で気持ちよくでき、お勧めです。耳甲介腔の中央や耳孔に中指の先端を当て、親指を耳の後ろから挟むようにして軽くもみ、「腎上腺」や「内分泌」を越したあたりで軽擦しながら下の方にほんの少し引っ張ります

右図「顴髎」 (頬骨の下縁目じりの直下陥中)

顔のゆがみ、顔のシャープさ、小じわ、法令線、シミ・そばかすを薄くするなど幅広い効果があります。指で温めるようにゆっくり押してください。

「四白」 (眼窩下縁下方(親指幅1本下)眼窩下孔部)

「陽白」 (前頭部眉毛中央より親指幅1本上)

「四白」、「陽白」ともシミ、美白、はりに定評のあるツボです。

 

右図「太陽」 (目じりから髪の生え際に向かう間にあるこめかみの大きなくぼみ)→顔のむくみ

「下関」 (頬骨弓の下縁中点と下顎切痕の間の陥凹部)→顔のたるみ

耳珠の下の方の前に下顎骨関節突起が触れ、さらにその前の陥凹部にとります。口を開けると下顎骨関節突起が前に移動して陥凹部が持ち上がります。「太陽」の縦の線より後方になります。「太陽」、「下関」は顔の血流を良くします。

 

 

4. 課題ごとに対処する手のツボです。

①口や鼻の周りに吹き出物が出てくる、皮脂が浮いてくるなどの肌荒れの改善に有効です。東洋医学ではこの状況を湿熱と言います。

右図「合谷」 (親指と人指しの中手骨の基底部の前陥凹部)

やや人差し指側、探ってみると細い筋があります。

②肌の新陳代謝を活発化し、肌の老化を防ぎます。

右図「養老」 (指で尺側茎状突起の頂点を押さえて手掌を回外すると指が滑り込む骨の割れ目)

割れ目のようなくぼみとなっているため、爪を使ったほうが効果的です。

③ホルモンバランスを整え、シミを薄くします。

右図「腎穴」 (手掌側で小指の指先側、第一関節の横しわ中央)

爪でゆっくり押し、戻します。

④ヘルペス性口内炎等の症状が出た場合に有効です。

右図「口内点」 (手のひらの中指付け根)

常時刺激を与えるためにピップエレキバンを張ります。少しでも異常を感じたら、すぐ貼ることがコツです。磁石は繰り返し使えますから、100円ショップでマグネット用シールを購入すれば、安上がりです。難点は長期間張るとかぶれることです。

⑤効用は上記④と同じです。

右図「少商」(拇指橈側爪体の角を去ること2mm弱)

ときどき爪で刺激をします。

⑥肌の潤い力を高めます

右図「尺沢」 (肘関節前面上腕二頭筋腱の外縁) 

皮膚をつかさどる肺の経絡(ツボの経路)のツボです。

⑦皮膚がザラついて、肌荒れしやすく、くすんでいる状況への対処です。東洋医学ではこの状況を瘀血と言います。

右図「三陰交」 (内踝の直上指4本、脛骨の後縁)

「血海」(大腿骨内側膝蓋骨内上角の上方指3本)

⑧ストレスで気の流れが停滞し、頬や目の周りにシミができやすくなっている場合の対処です。東洋医学ではこの状況を気滞(気鬱)と言います。

右図「太衝」(第一、第二中足間を圧上して指の止まるところ)

⑨ニキビ、吹き出物の予防に有効です。

右図「承漿」(頤唇溝の中央(下唇の下端と顎のふくらみとの中間))