スマホと脇の痛み

スマホを長時間同じ姿勢で見続けることにより身体にいろいろな弊害が出てきます。左脇~胸の痛みもそのひとつです。「押すと痛い」、「散発的にジクジクと痛む」といった症状です。スマホの支え手として左を挙げたまま固定していることによるものと考えられます。その治し方です。

 

1. 「押すと痛い」という症状の場合の治し方です。簡単なストレッチですが、痛みが弱まってきます。

立った姿勢で腕は下ろしておきます。

まず、肩を後屈します。肩を後屈したまま、腕を挙げていきます。肘を伸ばしたまま、両手が重なるまで腕を挙げていきます。痛みがある場合はそこで止めます。そして、肩を後屈したまま下げます。この動作を10~15回繰り返します。腕を挙げるとき、鼻から息を吸います。下げるとき、鼻から息を吐きます。肩を後屈したまま動かすのがポイントです。

軽い場合はこのストレッチだけで治ります。

 

2. 「散発的にジクジクと痛む」という症状の場合の治し方です。

大胸筋、肋間筋を直接養生します。

各肋骨の間に指をゆっくりと深く入れ込み、その後筋肉をはがすように引きます。内側(身体の正中)から外側に向かって少しずつ肋間を移動していきます。一日数回行います。

 

②痛みが発症して、1~2日経った後、痛みのある箇所に使い捨てカイロを貼ります。