中毒疹

短時間のうちに体に湿疹が広がる症状で皮膚科に行き、中毒疹と言われるケースがあります。ミミズ腫れのような蕁麻疹の症状とは違います。かゆみを伴わないこともあります。

ほかに病気で飲んでいる薬がなく、原因物質が特定できず、また発熱等の全身症状がない場合、かゆみや発疹の症状を取るための飲み薬やステロイド外用薬が処方され、1週間ほど様子を見ることになると思います。

 

このような場合、次のことをセルフで行ってください。薬と併用することで早く良くなります。

すぐに医者に行けない方はこのセルフケアを行ってください。改善されます。

 

1. まず、原因物質が特定できないとしても、前日か当日食べたもののなかから原因となりやすいものを推測し、治るまで避けてください。

この湿疹を東洋医学では次のように考えます。胃腸の消化力が落ち、熱が蓄積して、内から邪気を排泄できません。その結果、邪気が肌表に鬱滞し発症します。

従って、特に腸の不調をきたしているものを推測してください。

食べ物と自分の体の調子の関連に気を遣っている方には何かひらめくものがあるはずです。

 

2. 激しい運動は避けてください。疲労と汗と熱が悪さをします。

 

3. ツボ療法としては「蕁麻疹」のページを参照してください。治し方は同じです。特に「臂臑」、「治痒穴」が効果的です。このツボに指先を差し込み、三角筋を引き剥がすように引きます。頻繁に行ってください。

 

4. 湿疹の周りや「臂臑」、「治痒穴」の周りを楊枝でチクチクと刺激をしてください。2、3周で結構です。