禁煙

たばこを止めて数週間は大げさでなく絶望的な気持ちになります。止めるという強い意志と運動後の呼吸の快適さが禁煙をするための要素だと思います。

 

1. 禁煙を続けるためにはいろいろな工夫が必要ですが、ここではそれを助ける耳ツボを紹介します。耳ツボは指の先で刺激をしてください。

「神門」 (対輪上脚と対輪下脚によってできる角の上、対輪上脚寄り)

気持ちを落ち着かせます。

「上肺」、「下肺(かはい)」(耳甲介腔(耳の穴につながる大きなくぼみ)の中央の上下)

ニコチンの禁断症状に有効です。

交感」 (対輪下脚末端と耳輪の交点)

自律神経を整えます。

」 (耳甲介腔、耳前切痕上部に近接)

渇点」 (耳の前の小さなふくらみ(耳珠)の前のやや上)

「飢点」 (耳珠の前のやや下)

「やや下」 の目安は、耳珠の中心を通る水平線と耳の穴の下にある切れ込みの水平線の間を3等分し、上の1/3の中心としてください。「飢点」には二つ説があります。その1は「外鼻」(耳珠の膨らみの中央よりやや頬によったところ)、その2は耳珠の前のやや下です。本ホームページでは後者を採用しています。依存症治療の代表的なツボです。と言っても、1~2mmしか離れていません。禁煙の場合は、「飢点」の2mm下も押してください。ニコチン依存症の治療穴があります。