足首の痛み

骨折やねんざではなく、またぶつけた外傷もなく、足首が痛い、歩行に困難を伴うといったときのツボ療法です。ピップエレキバンを貼るかお灸(せんねん灸)を勧めます。お灸は熱くなったら終わりです。1壮か2壮で十分です。

 

軽い「座骨神経痛」が遠因となっている可能性もあります。その症状がある場合、座骨神経痛のツボ療法も併せて行ってください。足背が痛む場合も本ページの治し方と座骨神経痛のツボ療法で進めてください。足背は深腓骨神経が分布しており、元はといえば坐骨神経です。

 

1. 下腿の筋肉、特に腸腓骨筋の疲労が考えられ、足のすね、外側の筋肉を探り、圧痛点を探り、そこをツボとします。大体次の場所にあらわれます。

①右図外踝の上、下腿の下1/3ぐらいのところ

 

②右図外踝の下の3点

これらのツボは症状が改善されるとともに移動します。たとえば、下腿の下1/3ぐらいのところから外踝の下の3点へ、外踝の下の3点の中でも移動します。移動するという意味は圧痛の場所が変わるということです。

 

2. 筋肉の疾患には絶対欠かせないツボです。

①右図「陽陵泉」 (腓骨小頭(膝の外側、斜め下の小さな骨)の前下際)