便秘

《慢性の場合の予防法》

1. 便秘解消のコツは、水の飲み方に注意してください。

・朝食前後にコップ1杯の水を飲む習慣をつけてください。

・年配になると水を飲む量が減ってきます。その方に合った水の量を飲んでください。飲み方としては、一気に飲むのではなく、一口ずつ小分けをして飲んでください。

 

2. 朝起きたときと夜寝るときに寝床で右図のおなかのツボを押し揉んでください。一番のお勧めです。

府舎 (鼠径溝の中央から指1本上方)

腹哀 (上腹部、臍中央の指4本上方、前正中線の指3+3本外方)

 

仰向けに寝て膝を立て、おなかの筋肉をゆるませます。左右の親指と中指及び薬指で二つのツボを上下に挟みながら50~100回ぐらい押し揉みます。ツボの位置のまわりも含めてください。

 

3. 次の方法も有効です。

足裏の「大腸ゾーン」への押圧は慢性的な便秘に欠かせません。強めに指圧棒を使って押し込みます。

「大腸ゾーン」は1から5のラインです。2と3のラインはリスフラン関節の少し下方(但し、第四中足骨基底部では同関節の上方)、5のラインは内髁と外髁を結んだ線になります。

指圧棒で右足から左足への数字の順番に押してください。次に、左右均等に抑え、抵抗または痛みがあるところを探します。その箇所に重点的に圧を掛け、抵抗が和らぐまでほぐしていきます。1のラインの黒丸の部分は「回盲部」(立方骨と踵骨の間)の反射区です。ここも念入りに押し込んでいきます。

あわせて「大腸ゾーン」に囲まれている「小腸ゾーン」(土踏まずのリスフラン関節より踵側)も押圧してください。腸は人の体の中で最大の免疫器官でもあり、第二の脳と言われています。「小腸ゾーン」は斜線部分です。

右図「直腸」(上記5のラインの内側縁から踵骨の内側下部)の反射区も押し込みます。

《手軽にできる便秘解消法》

4. 次に便秘には定評のあるツボです。特におなかが張った場合に有効です。

右図「澤田流神門」 (手首の小指側の真横、骨と骨の間)

もう一方の手の親指で強めに押します。ピップエレキバンを張ることも有効です。

右図「間使」 (腕の内側、腕関節横紋から指4本分離れたところの中央)

腕をそらして取ります。

 

右図「支溝」 (腕の外側、腕関節から指4本分離れたところの中央)

特に、常習の便秘に効きます。

 

「間使」、「支溝」双方とも指4本弱(3本強)の場合もあります。もう一方の手の親指と中指で挟むようにして強めに押し便意を催す個所を探してください。

《トイレ内での対処法》

5. トイレ内で出そうでなかなか出ない場合の対処法です。

便座に座った姿勢で仙骨を、正中線から2~3cm離れたところを縦にマッサージします。ガスがたまったときも有効です。

 

但し、5分経っても出ない場合はまだその時期ではないとし、諦めた方が良いです。いきみすぎて痔になるのも嫌ですから。この場合は、一旦部屋に戻って、仙骨をマッサージします。もよおしてきたら再挑戦です。