手のしびれ

骨棘や頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根症等の器質的な疾患の原因によらない、首の筋肉のこりによる手のしびれの対処法です。手のしびれは手掌、手甲が主です。次の対処によって、2週間ぐらいで改善状況が見えるはずです。

 

《首の8の字回し》

1. 首を横の方向に8の字を5~10回、次に逆方向に5~10回描きます。これを3セット/1日行います。8の字は大きくする必要はありません。短期間のうちに効果が出ます。筆者お勧めの手法です。

 

 

 

 

《首の痛み》

2. 次の手法で首の痛みを取ってください。「首の痛み」ページを参照してください。本ページではそのなかから次の療法を勧めます。

①足親指の内側付け根です。 

右図左側「頸・項部」 (足裏の親指の基節骨全体)

足の親指の根元をぐるりともんでください。または痛い箇所にピップエレキバンを貼ってください。相当痛いですが、我慢してください。

②首や肩の痛みがあるところ全般に楊枝やシャープペンシルの先(芯を閉じた状態)でチクチクと刺激を与えてください。よく効きます。

 

《気候変化の対応》

3. 気候の急激な変化(気温、気圧、湿度)が起こると、一旦改善しかけたしびれが悪化するときがあります。特に、施術して間もない時期はその可能性があります。日常的に翌日の天気予報は把握し、急激な変化を予報されている場合は、次の対応をしてください。

 

①夜寝るときはアームカバーをしてください。

 

②翌朝次の箇所をドライヤーで温めてください。衣服の上からではなく、地肌そのものを温めます。

・手掌、手甲、前腕、上腕、脇の下