膀胱炎のツボ療法です。
膀胱炎は泌尿器科に行き完治させてください。ここに記述してある療法は
症状を悪化させないこと、緩和すること、再感染を防ぐことが狙いです。
1. 症状を緩和するツボです。お灸(せんねん灸)を勧めます。次の二つのツボを同じタイミングで燃やします。昭和の名灸師と言われた深谷先生とその高弟の先生が推奨しているツボです。
右図「三陰交」 (内踝の直上指4本、脛骨の後縁)
足首から脛骨に沿ってこきあげ、すこしくぼんでいるところにとります。
右図「懸鐘」 (外踝の上指4本、腓骨前縁に取る)
2. 再発を防ぐ予防法です。
①下腹部のツボです。
右図「陰交」(臍の下、親指幅1本)
「関元」 (臍の中心から真下に指4本)
「丹田」とも呼ばれ、応用範囲の広いツボです。
「中極」 (「関元」より親指幅1本下)
「曲骨」 (下腹部、前正中線上、恥骨結合上縁)
正確には臍から恥骨結合上縁を5等分し、「陰交」は上から1/5、「関元」は3/5、「中極」は4/5に取ります。
②足の裏のツボ、反射区です。
右図「湧泉」 (足の五指を屈し足底中央の最も隅なるところ)
「副腎」の反射区 (湧泉の下のエリア)
「腎臓」の反射区 (足裏中央付近のへこんだあたり)
「輸尿管」の反射区 (「腎臓」、「膀胱」を結んだ線)
「膀胱」の反射区 (内踝の下、土踏まずのアーチ状の(踵骨、船状骨、第一楔状骨にまたがる)エリア)
③使い捨てのカイロで下腹部、仙骨部分を温める方法もお勧めします。罹患した場合は温めないでください。この方法はあくまで予防法です。下腹部を冷やさないようにします。