蕁麻疹

食べ物が原因である蕁麻疹の対処法です。蕁麻疹になる要因はいろいろありますが、本ページは脂っこいもの、味が濃いもの、魚、エビ、カニ等を食べたときに出やすい場合の対処法です。

胃腸の消化力が落ち、熱が蓄積して、内から邪気を排泄できません。その結果、邪気が肌表に鬱滞し発症します。

遠因として疲れや心労があります。休んでください。

 

1. まず、かゆみによく効く特効穴です。次の「臂臑」、「治痒穴」は蕁麻疹そのものの症状も軽くします軽い蕁麻疹の場合、この2穴だけでも結構です

 

痛いと思いますが、次のツボを強く、長めに押し続けてください。特に「臂臑」というツボです。症状が続く場合は、ツボにピップエレキバンを貼り、時折押し揉んでください。日中かゆみが治まっても明け方再発します。数日押し揉む必要があります。片側に出てくる場合もあります。

 

右図「治痒穴」 ちようけつ (上腕の外側、腋窩横紋と肩峰から下りた線の交点)

中国では乳首の水平線と肩峰から下りた線の交点にとりますが、ここでは括弧内とします。蕁麻疹のかゆみ止めにも有効です。

臂臑」 ひじゅ (肩峰の外端で肘を上げると2つのくぼみが生じ、その前のくぼみより指4本下)

上肢を下ろした場合は5横指、三角筋前縁にとります。ほぼ、前脇下横紋端の水平線上です。「臂臑」は子供の皮膚病によるかゆみにも効きます。5~10分間隔で数回押してください。

 

2. 蕁麻疹の特効穴です。大腸、胃、腎の経絡のツボを使います。どの方法でも結構です。

①右図「肩髃」 けんぐう (肩峰の外端で肘を上げると2つのくぼみが生じる、その前のくぼみ) 

お灸を勧めます。

 

曲池」(肘を十分屈曲して、肘窩横紋外端の陥凹部)

初めは弱く、次第に強く外向きに押します。

②右図「裏内庭」 (第二指本節の横紋の横寸を一辺とした正三角形の頂点)

足の第2指裏側の最も高いところに墨を付け、折りまげて足底につくところに取ります。

お灸が必須です。台座灸(例えばせんねん灸)を熱くなるまで何壮もします。

 

③右図「築賓」 ちくひん (「三陰交」(内踝の直上指4本、脛骨の後縁)の上指3本、脛骨から指2本離れたところ)

腓腹筋の際にとります。解毒のツボとも呼ばれています。

お灸を勧めます。