利き足が右の場合、腰・膝の痛みは左側、首の痛みは右側

私の場合、体の痛みが出る場所は決まっていて、腰または膝の左側、首の右側です。ほとんどジムでのトレーニングで痛めます。左右のバランスが悪いのだと思いますが、なぜその場所なのか?、なぜバランスが悪くなるのか? そこでいろいろ調べた結果、次の説明に納得がいきます。「右利きの場合、大体は右足が利き足で左足が軸足となる。軸足に負担がかかるため、腰・膝・足首の痛みは左側に出やすくなる」、しかし、この説明では首の右側が痛くなる原因が分かりません。自分のくせをみると、首は少し左に傾けた方が楽です。トレーニング中やツボ押しで体の正中線に力を入れるとき、首は無意識に左に傾きます。その結果右側が伸び、緊張状態が続くことになります。こう考えると痛みの左右差の説明がつきます。もうひとつ考えられるのは、右利きの場合は当然右腕を使うケースが多く、右腕の筋肉疲労が右側の頸部に影響が与えることも推測できます。

 

バランスの改善、痛みの予防には横回転の「スワイショウ」という気功法がお勧めです。

・立った姿勢で、足を肩幅ぐらいに広げて立ちます。その際、つま先は広げず、正面を向けます。

・腕の力を抜いて、腕を垂らしたまま、頭頂から背骨、尾骨の縦の線を軸にして、ウエストをひねって回転運動をします。

・腕と肩の力を十分に抜き、腕は体に巻きつくようにまかせる感じです。

・首もあわせて回しますが、めまい防止のため回しすぎないでください。

・左右に巻きつくとき口からふっと息を吐きます。吸うときは自然に任せます。

・時間にして1~2分程度、1日1~2回行います。

 

首の痛みには次のストレッチが有効です。

・立った姿勢で腕は下ろしておきます。まず、肩を後屈します。肩を後屈したまま、腕を挙げていきます。挙げることができるまでです。痛みがある場合はそこで止めます。そして、肩を後屈したまま下げます。この動作を5~10回繰り返します。肩を後屈したまま動かすのがポイントです。