慢性の歯周病によく効くツボ

80歳以上になっても、何とか自分の歯を残し、自分の歯で食べ物を食べたいものです。慢性の歯周病の方に是非お勧めのツボがあります。「女膝」というツボです。女室とも言います。このツボは江戸時代の文献にも記述されている歯周病には定評のあるツボです。

 

右図「女膝」 (踵の尖端で、足の裏の赤っぽい色から「かかと」の普通の肌色に変わるその境界線のところ)

 

いくつか留意点があります。

・両方の足にお灸をします。

・台座灸で燃やすタイプがお勧めです。近隣のドラックストアーで販売されているもので結構です。

・毎日施灸することを勧めます。数年にわたる慢性の場合、長期間の施灸になります。症状がなくなっても施灸をすることを勧めます。

・慢性の場合は、熱くありません。熱くなるまで壮数を重ねてください。場合によっては6壮、7壮、8壮となるかもしれません。少しでも熱さを感じるまで施灸してください。

・前日にお灸をした後にお灸をすることを繰り返していくと位置がだんだんずれていくことがあります。定期的に確認をし、マジックで印をつけ、施灸してください。

 

歯の養生」ページも是非ご参照ください。

なお、このツボにお灸を続けると便通も良くなります。思わぬ効用です。

 

《参考文献》

・深谷伊三郎(1977)『名家灸選釈義』刊々堂出版社

・深谷伊三郎(1978)『名灸穴の研究』刊々堂出版社