スワイショウは経絡の動的ストレッチ

スワイショウ(甩手)は経絡の動的ストレッチであるという仮説を立てるとスワイショウは単純な動きではありますが、全身運動であることがわかります。さらに、スクワットを入れていただくとより健康維持として完成度が上がることが推測できます。

 

スワイショウは単に経絡を伸ばすだけでなく、経絡を縮ませる、経絡に力を入れる(圧を加える)、経絡の力を抜く(緩ませる)、この動作の繰り返しで全身の気を回しています。ねじりは最も長いストレッチです。

 

特にスワイショウの4番目のでんでん太鼓は体の中心線を軸にねじります。且つ手を力を抜いて、体に巻き付けます。経絡でいうと、前部の経絡である任脈、胃経、腎経、脾経、肝経、後部の経絡である督脈、膀胱経、側部の経絡である胆経、手の経絡である肺経、大腸経、心経、小腸計、心包経、三焦経計14経全てがストレッチされます。それも長時間です。この効果は内臓含む体全般に渡ります。

 

スクワットも含めるとさらに効果が上がるという理由は下半身を下げている過程で、下半身の6経絡全てが伸び縮みするからです。