季節の変わり目の風邪

やっと今年も冬の寒さを抜け出すような日々が多くなってきました。このような季節の変わり目は風邪をひきやすなります。かくいう私も60を過ぎてから季節の変わり目に風邪をひきやすくなりました。しかし、薬を飲まず、ひどくなる前に治すようにしています。


まず、日ごろの予防として足の親指と人差し指の股のところ、さらに中足骨の間を指圧棒で押します。ここは気管支の反射区でもあり、扁桃腺、上部リンパの反射区でもあります。


風邪をひいてしまったら「合谷」、「裏合谷(感冒点)」にピップエレキバンを貼ります。即効を求める場合は円皮鍼を貼ります。私が使っているのはパイオネックスという商品で0.6mです。欠点ははがれやすく、水仕事をやる方には向きません。

 

症状が、咳だったら「孔最」、鼻水だったら「上星」または足の親指の爪の下「鼻」の反射区を指圧または揉みます。咳の場合、「孔最」にピップエレキバンを張り、時々上から少し強めに且つ長めに押すことも効果的です。


熱はあるが発汗ができず、体がつらい場合の対処です。解表(げひょう)のツボといわれる「外関」です。解表とは、言い得て妙、体の表面にいる外からの邪気を払います。爪で断ち切るように手首に向けて押します。熱が下がり、体が楽になります。まさにツボの妙味です。
   

ツボの詳細の位置は「風邪」のページをご覧になってください。