奥歯の歯茎が痛いときのツボ

加齢とともに、歯茎が弱ってくるせいか奥歯の歯茎が痛くなることが多くなります。歯科医の指導の下、定期的なケアをしていても、やり方をおろそかにしたりすると痛くなるときがあります。このような場合のツボによる手当てです。数日でおさまります。

 

次の顔のツボを一日何回か指圧をします。

 

「下関」 (頬骨弓の下縁中点と下顎切痕の間の陥凹部)

耳珠の下の方の前に下顎骨関節突起が触れ、さらにその前の陥凹部にとります。口を開けると下顎骨関節突起が前に移動して陥凹部が持ち上がります。上の奥歯の養生です。

「翳風」 (耳垂後方、乳様突起下端前方の陥凹部)

耳たぶの後ろにあり、口を開けば陥凹部が現れます。口を軽く開けた状態で押します。下の奥歯の養生です。

「頬車」 (下顎角の指1本前上方)

「大迎」 (下顎角の前方指2本半弱の陥凹部、動脈手に応じるところ)

「大迎」を含む下顎骨の下縁3~4cmのエリア(右図緑)も押しこんでください。唾液が出てきます。