使い捨てカイロで呼吸困難を楽にする

スマホ、タブレット等画面が小さいディスプレイを長時間見続けると身体にいろいろな弊害が出てきます。首や脇の痛み、手のしびれのみならず、呼吸困難の症状が出てくることがあります。

 

この呼吸困難がやっかいです。具体的には、通常の呼吸がつらく、浅くなりがちで、たまに大きく息を吸わなければ酸素不足と感じる症状がでます。慢性的症状となります。病院でX線写真や心電図をとり、血液検査をしても異常値が見つかりません。

 

呼吸困難の原因はいろいろありますが、そのひとつに『呼吸に関連する筋肉が凝ることで呼吸に必要な「胸の膨らみ不足」』があります。スマホ、タブレット等画面を同じ姿勢で長時間見続けることが首の筋肉の緊張を引き起こし、ひいては呼吸筋の緊張のトリガーになります。通常生活の身体の動きでは自覚がないかもしれませんが、首を後に反らしたときに強烈な痛みが出ます。

 

このような場合の簡単で確実な改善方法です。

 

使い捨てカイロを使う方法です。

・痛みのある首の箇所に使い捨てカイロを当てます。一日数時間貼ります。低温やけどに要注意です。

 

数年にわたる慢性の場合は2~3週間かかりますが、症状が気にならなくなるぐらいまで楽になります。但し、良くなっても数週間は張り続けることを勧めます。この症状の改善はそう簡単ではありません。

 

ときどき、次の手法も加えてください。

・各肋骨の間に指をゆっくりと深く入れ込み、その後筋肉をはがすように引きます。内側(身体の正中)から外側に向かって少しずつ肋間を移動していきます。

 

他にもいろいろな治し方があります。「呼吸困難」ページを参照してください。