今年の冬はインフルエンザ、コロナ、マイコプラズマ肺炎の感染症の増加が懸念されています。本ページではツボ療法によるこれらの感染症の予防法について紹介します。いろいろな予防法に手技療法も加えてください。
1. 少しでも倦怠感、喉に違和感がある場合はすぐに次のツボにピップエレキバンを貼ってください。
①右図「魚際」(手掌、第一中手骨中点の橈側中央、赤白肉際陥凹部)
ここでの赤白肉際とは手掌と手背の境目です。その境目にくぼみがあります。
②右図「合谷」 (手背、第二中手骨中点の橈側のくぼみ)
2. 足の甲の反射区を使って、肺の免疫力を強化します。
①肺を養生し、後天の気(呼吸による気(空気)を十分に養い、代謝を促進します。この手法だけでも風邪を引きやすくなる体質が改善されます。必須の手法です。
右図「肺ゾーン」 (足の甲の足背、足底の第一中足骨から第五中足骨までの骨間)
3. 日常的に(常時)体を温めてください。
①使い捨てのカイロで臍下、仙骨一帯を温めてください。但し、低温やけどには注意してください。
4. 微熱予防のために次のツボ療法を行ってください。
①右図「外関」(手首の関節の横紋中央から指2本)
腕を回外してとります。手首の関節の横紋中央から橈骨と尺骨の間を指を滑らせて指が止まるところです。位置的には範囲が広いツボで、押して一番ひびきが強い箇所に取ります。解表のツボと言われ、風熱を取り除く名穴です。爪で断ち切るように手首に向けて押してください。5回ぐらいゆっくり押し、さらに時間をおいて頻繁に押してください。ピップエレキバンを貼っても結構です。
5. 肺炎予防に特化したページも参考にしてください。⇒ 肺炎予防