骨密度の低下を食い止める

2017年2月、初めて骨密度を踵の超音波測定で測ったみたところ、驚きの結果でした。若年成人の比較で70%にも届きません。完全な危険域です。65歳で会社生活終えた後、それまで週2回のジムでのトレーニングを週4~5回に増やした私にとってはショックでした。

 

しかし、冷静に考えてみると、会社生活終了後、4キロ圏内の移動は自転車を使い、ジムでの有酸素運動はクロストレーナー(注参照)で50分600kcalの消費、筋トレはマシンを使います。骨密度の向上に良いと言われる踵を地面に打ちつけるような運動はありません。唯一、片足立ちを1分ずつ行うぐらいです。

[注]クロストレーナー:ノルディックスキーのように手と足を動かすマシン

 

NHKスペシャル「人体」第三集・骨で次のことを放送していました。

・自転車選手として全米選手権でも準優勝した人が、日常生活での軽い転倒で大腿骨を骨折し、念のためにと受けた骨量検査で、重度の骨粗鬆症が発覚した。

・骨に「衝撃」がかからない生活を続けていると、骨細胞が「スクレロスチン(骨を作ることを止めるメッセージ物質)」をたくさん出して、骨芽細胞の数を減らし、骨の建設を休憩させてしまう。

 

そこで、骨密度を上げるためのメニューを次のように組み立てました。

1. 枕元に木槌を置いておき、寝る前と朝起きたときに左右の足の踵中央の「失眠」というツボを木槌で少し強めに100回毎日叩く。

2. クロストレーナーを30分(280kcal消費)に減らし、トレッドミルの歩行20分(100kcal消費、時速6k、1~3度の傾斜)を加える。

3. つま先立ちをし、踵を床に100回打ちつける。

4. 片脚立ちをしながら次の運動を加える。左右それぞれ1分ずつ。

①太もも上げ

・腸腰筋を鍛える。

②脚上げ

・まっすぐ立ち、片脚立ちのまま、もう一方の片脚を前、横及び斜め後ろ(中臀筋を鍛える)、後ろ(大臀筋、ハムストリングを鍛える)に上げ、キープ。

5. 片脚立ちをバランスディスク(クッション型)の上で左右それぞれ1分行う。

6. 人間ドックのDEXA(デキサ)法による定期的な測定を行う。

 

以上です。ステップ台を使うとか、ジャンプで踵を床に打ちつける方法が有効ですが、膝への負担を和らげる前提で治し方のひな形を作るという意味で、採用しませんでした。

 

その結果、1年に1~2%増加し、2019年5月の測定結果は75%になりました。もっと増加しても良いのではという思いはありますが、何もしなければ加齢とともに下がるわけですから、このまま継続します。

 

 

ヘバーデン結節の痛みにお灸

ヘバーデン結節の痛みに右図「十宣」(手の指の最先端)のお灸を勧めます。毎日、痛い指の先端に台座灸をします。壮数は熱くなるまで重ねます。痛みは2週間で少しずつ取れていきます。時折何かの拍子に痛みが出ることがあります。長期間の施灸をお願いします。

 

「十宣」は私にとって思い出のあるツボです。40年以上も前、鍼灸学校に通っていた頃、私自身このツボを知りませんでしたが、母が手が冷たいということで、手の先を温めれば手全体があたたかくなるだろうという思いつきからお灸(直接灸)をしました。このツボには母の思い出とツボへの思いがあります。

末梢血管抵抗を下げ、血流を改善するのには良いツボで本サイトでは脳卒中後遺症で使用しています。

 

片頭痛予防にスワイショウ

片頭痛予防に最適の気功法です。中国に古くから伝わる気功法「スワイショウ(甩手)」です。スワイショウにはいくつか方法がありますが、お勧めはでんでん太鼓のように体をねじる方法です。一日1セット2分は行って下さい。

 

・立った姿勢で、足を肩幅ぐらいに広げて立ちます。その際、つま先は広げず、正面を向けます。

・腕の力を抜いて、腕を垂らしたまま、頭頂から背骨、尾骨の縦の線を軸にして、ウエストをひねって回転運動をします。ウエスト及び下腹部を横に向けることを意識します。足の床への接着面はそのままです。

・腕と肩の力を十分に抜き、腕は体に巻きつくようにまかせる感じです。勢いをつけて回さないでください。

・顔は正面を向いたまま、首を回しません。これは重要なポイントです。

・左右に巻きつくとき口からふっと息を吐きます。吸うときは自然に任せます。但し、無理をする必要はありません。自然に任せてください。 

 

なお、ツボを使った療法は「頭痛」ページをご参照ください。

 

小指側の腱鞘炎、肘の内側の痛みを肩甲骨で治す

次のような部位に痛みが走る場合の対処法です。

・手の小指側の腱鞘炎や肘の内側に痛みがある場合

・肩甲棘の上縁や肩甲骨の上縁に痛みがある場合

・首を横(または斜め後)に傾けると痛みが走る場合

 

最近身近によく見られる症状です。これらの症状に共通しているのは、これらの部位には小腸経という経絡(ツボの経路)が走っています。従って、その対処法としても共通しており、小腸経の経絡を使い、治します。二つの手法を紹介します。

 

1. 筋肉で言えば、棘下筋、棘上筋に施術します。

注意点です。

・左右を押してみて硬さや圧痛の度合いを探ってみて下さい。

・度合いが強い箇所がツボとして合っているのですが、上腕に響く程強く押さないでください。

・棘上筋、棘下筋を酷使する姿勢を長く続けていませんか? 例えば、本を横に置いて見ながら、PCに入力していませんか? 顎を突き出したような前のめりの姿勢をしていませんか? 姿勢を見直ししてください。

 

右図「臑兪」 (肩周囲部、腋窩横紋後端の上方、肩甲棘の下方陥凹部)

「天宗」 (肩甲部、肩甲棘の中点と肩甲骨下角を結んだ線上、肩甲棘から1/3にある陥凹部)

「天宗」を含む肩甲棘の下縁のエリア、棘下筋を押圧して下さい。強く押すと痛いところですが、よく効きます。

「秉風」 (肩甲部、棘上窩、肩甲棘中点の上方)

「曲垣」 (肩甲部、肩甲棘内端の上方陥凹部)

「秉風」、「曲垣」を含む肩甲棘の上縁も押して下さい。

自分で押すツールとしては、疑問符の形をしたツボ押しグッズが手軽で良いと思います。人にやってもらう場合は、拇指球、小指球を使って軽擦または揉捏してもらいます。

 

2. 小指の中手指節関節のまわりの関節のツボを使います。

右図「前谷」(小指尺側第五中手指節関節の前陥中(遠位)、赤白肉際) 

「後渓」(手背、第五中指節関節尺側の近位陥凹部、赤白肉際)

「後渓」の手首側も探ってください。

お灸かピップエレキバンを勧めます。