腰痛で灯台下暗しのツボ

整体の練習のやり過ぎで少し腰に違和感があったところに、重いものを持ったり、腰に良くない姿勢を長く続けたこともあり、腰痛を再発させてしまいました。今回は急性の腰痛でいつも使っているツボ「中封」、「崑崙」、「腰腿点」、「足の反射区」ではなかなか良くなりません。左腸骨の上で外側の部分(中臀筋中部あたり)に痛みが走ります。三夜連続で痛くて何回も目が覚めます。湿布も効きません。特に寝起きが激痛です。

経絡から見ると胆経に近いラインです。胆経に絞り、見事に効いたのは胆経の主要穴「陽陵泉」です。せんねん灸を7壮しても熱くなく、毎日の施灸で日々改善されていることを実感しました。筋肉の損傷に「陽陵泉」は定番ではありますが、単にこの症状にはこのツボというだけではなく、基本に戻って、経絡を意識することが重要だと認識しました。

なお、ジムでの定期的なトレーニングは、腰痛を引き起こす筋トレメニューを除いて続けました。

 

「陽陵泉」 (腓骨小頭(膝の外側、斜め下の小さな骨)の前下際)

 

枕元に木槌

枕元に木槌を置いておくと便利です。用途は寝入りをよくするためです。寝る前に左右の足のかかと中央の「失眠」というツボを軽く木槌で50~100回ぐらい叩きます。夜中に起きた場合にも、軽く叩きます。

木槌としては、直径36mmが適当です。また、木槌そのままでは硬く当たりますので、少し木槌に細工をします。打ち付ける部分に12個ぐらいピップエレキバン(金属部分のみ)を置き、換えシールで固定をし、凸凹をつけます。肩たたき棒があれば、それでも結構です。

 

 

離れたところのツボで肩の痛みを治す

私の場合の肩のこわばりや痛みは肩関節前面に生じます。このところには肺経という経絡(ツボの経路)が走っています。経絡にはある症状によく効くツボがあり、そのなかで身熱(体の熱)を取るツボを「滎穴」と呼び、動作痛に効くと言われています。肺経では「魚際」と言うツボがこれに当たります。今回はこの「魚際」にピップエレキバンを張り、時にせんねん灸をしました。その結果、肩関節前面の動作痛はかなり取れましたが、肩の側面、後方に動作痛が出てきました。そこで、肩を走っている全ての経絡である三焦経、小腸経、大腸経、胆経の滎穴にピップエレキバンを貼りました。「液門」、「前谷」、「二間」、「俠谿」です。後日、体重節痛(体が重くふしぶしが痛い)に効果があるとされる「兪穴」の「三間」、「後𧮾」を加えました。改善経過は非常に良いです。先人の知恵には感心します。

 

「魚際」(手掌、第一中手骨中点の橈側中央、赤白肉際)

「液門」(手背、薬指と小指の間、みずかきの上方(近位)陥凹部、赤白肉際)

「前谷」(小指尺側第五中手指節関節の前陥中(遠位)、赤白肉際)

「二間」(第二指の中手指節関節の前橈側陥凹部、赤白肉際)

「俠谿」(足背、第四、第五指間、みずかきの近位、赤白肉際)

「三間」(手背、第二中指節関節橈側の近位陥凹部)

「後谿」(手背、第五中指節関節尺側の近位陥凹部、赤白肉際)

 

動作痛の場合の滎穴の効用については、篠原昭二先生の著書を参考にさせていただきました。この本の出会いも感謝です。

 

 

ひもで肩の痛みを治す

昨年6月にジムでのウェイトトレーニングで肩を痛めて、その後ツボ療法でほとんど痛みは取れ、普段の生活やトレーニングそのものには影響ないようになりました。しかし、数ヶ月経っても、普段はあまり使わない方向への動作でこわばりや痛みがあります。特に、ウェイトトレーニングをやった当日と翌日です。動作時の痛みは「経筋病」といわれていますが、さあどう対処するか、今回は二つの方法を使いました。

ひとつはひもを使い、橋本敬三先生の操体法の原理で「痛い角度から痛くない方向へ動かす方法」です。

 

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自律神経を整え、気持ちを落ち着かせる

自分でその良さを実感しているツボの第4弾です。

自律神経を整え、気持ちを落ち着かせ、脳の疲れを取ります。認知症予防にも最適です。

 

1. まず、頭のツボで脳の血流改善をします。

「百会」 (頭部正中線と左右の耳尖を結んだ線の交叉部)

髪の生え際から指幅7本上か7本弱(女性は6本上)で少しくぼんでいるところを探ります。

「四神聡」 (百会の前後左右親指の幅1本) 

「神」は精神の意味、「聡」は聡明の意味で、精神状態を落ち着かせることができ、自律神経のバランスが是正され、頭の感じをスッキリさせる効果があるツボです。

 

2. 次に頭の経絡(ツボの流れ)に沿って押していきます。

①督脈(頭の正中線)、膀胱経(頭の正中線から指二本横)、胆経(前頭部眉毛中央を上がった線)という経絡を人差し指、中指、薬指、小指の腹で押しながら、前髪際から後ろに少しずつ上がっていきます。コツは四指を少し広げ、頭のくぼみを探り、頭皮に指の腹を押しつけ、前後に揺らします。表面を揺らしますと髪が引っ張られますので注意してください。 

 

②後頭部の督脈(頭の正中線)、膀胱経(頭の正中線から指二本横)、胆経(前頭部眉毛中央を上がった線)という経絡を人差し指、中指、薬指、小指の腹で頭頂部から項部にむけて押していきます。コツは上述と同じです。

 

自律神経を整え、免疫力を高める

自分でその良さを実感しているツボの第3弾です。自律神経を整え、免疫力を高めます。

 

各指の爪の生え際(爪体の角から2mm弱)の6か所にあるツボです。内側から「少商」、「商陽」、「中衝」、「関衝」、「少衝」、「小沢」という名前がつけられており、総称して井穴と言います。

 

井穴はもともと急性の熱疾患や急を要する病態、精神疾患に良いと言われていますが、全体の冷えの改善、認知症予防、高血圧改善、自律神経を整えることにも使います。ツボは左側の図の○印に位置し、赤線のところを親指の爪の先端を使って断ち切るように押すか、チクチクと数回押します。一日何回でも押してください。

 

アレルギー性皮膚炎には必須! 長い目で手当てをして欲しいツボ

自分でその良さを実感しているツボの第2弾です。

このなかでお勧めなのは「副腎」と言うツボです。正確に言えば反射区になります。長い目で手当てをして欲しいツボスです。アレルギー性の皮膚炎は体の調子、季節によりぶり返すことがあります。それでも、このツボを押し続けることで安定した期間が長くなります。ツボ押し棒で強く押しますが、時々指の腹でその感触を探ってみてください。下から押し返すようなかたさがあれば、調子が悪い状況です。丹念に押します。

 

「湧泉」(五指を屈し足底中央の最もくぼんだところ)

「副腎ゾーン」 (湧泉の下のエリア)

「腎臓ゾーン」 (副腎の下のエリア、第二、第三中足骨の近位端でリスフラン関節線の上)  

 

腸を整える

養生法の一つとして、また症状別の治療法として、掲載しているツボや反射区で、自分でその良さを実感している箇所を何回かに分けて紹介していきたいと思います。

先ず、大腸と小腸の反射区です。狙いは腸内環境の改善・維持と腸管免疫の機能強化です。すぐ実感できるのは便通です。東洋医学は滞りを嫌います。ツボ押し棒で強めに刺激します。

右図「大腸ゾーン」及びそれに囲まれている「小腸ゾーン」(「小腸ゾーン」 (土踏まずのリスフラン関節より踵側)

2と3のラインはリスフラン関節の少し下方(但し、第四中足骨基底部では同関節の上方)、5のラインは内髁と外髁を結んだ線になります。「小腸ゾーン」は斜線部分です。

 

 

肩を痛めて

6月末にジムでの筋トレで肩を痛め、2ヶ月経ってほぼ良くなりましたが、ややもするとある動きで痛みが残っています。筋トレのウェイトは以前に戻しています。自分の反省、功を奏した点も含め、肩を痛めたときの留意点、注意点について記述しておきます。

 

1. 肩の構造は複雑で、治るまで時間がかかることを覚悟すること

・痛めた直後たいしたことがないと思っても、肩関節のみならず肩全体を、叩いたり、押したり、ストレッチをしないでください。余計に悪くなります。これは、腰痛、首痛にも言えます。1週間は安静にします。患部と思われる箇所より離れたところにも損傷はあります。

 

2. 急性期は先ず冷やすこと

・24時間対応の湿布薬がおすすめです。日常的な動作で痛みが止まるまで冷やし続けます。少なくとも5~7日はかかるはずです。この場合、塗り薬の湿布では効きません。冷やすのはあくまで急性期のみの対応です。

 

3. ピップエレキバン

・ある動作をして、痛みがある箇所にピップエレキバンを貼ってください。圧痛点(押して痛みがあるところ)ではありません。あくまで、動作の中で痛みがあるところです。痛みの場所は動きます。複数箇所になってもかまいません。即効性があります。

 

4. ツボへのお灸

・急性期が終わったら、せんねん灸を勧めます。時間があれば、毎日やります。

・時間が無ければ、ピップエレキバンで結構です。

 

5. 肩の運動の再開

・肩以外の運動は休む必要はありません。肩を使う運動は急性期が終わったら再開します。時間をかけて、慎重に負荷を増やしていきます。

 

ツボ等の詳細は「五十肩、肩の痛み」を参照してください。

 

 

75歳からの体の衰え

先日講座のなかで、75歳から衰えが目立ちますと話をした際、なぜ、75歳からですかという受講者の方から質問があったので、その回答を書き留めておきます。

 

もともと高齢者の体の衰え、特に自立度の変化の話は、東京大学の秋山弘子特任教授の研究発表(注参照)からの引用です。

 

それによると、

・男性の場合、65歳前後から自立度が低下するのは2割、75歳前後から自立度が低下するのは7割、亡くなるまで自立度が高い状態を維持できるのは1割

・女性の場合、65歳前後から自立度が低下するのは1割、残りの9割は75歳前後から自立度が低下

・75歳からの自立度の低下の原因はもっぱら骨や筋力の衰えによる運動機能の低下

 

(注)2011/2/12シンポジウム「長寿社会のまちづくり」、「プラチナ構想ハンドブック/高齢化する社会」より

 

富士通総研/経済研究所2012/4発表の「超高齢未来に向けたジェントロジー(老人学)」にも、75歳前後からの自立度低下の原因としてロコモティブシンドロームがあるとしています。

 

もう一方の見方は東洋医学でいう脾の衰えです。東洋医学の脾は消化器系のシステム全般を指します。

東洋医学の古典的教科書ともいえる文献「黄帝内経霊枢(こうていだいけいれいすう)」には、「女性は7の倍数」、「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるという記述があります。それによると、70歳代は脾の気が衰えはじめ、栄養が充分でなくなるとしています。

 

一方、秋山教授の発表内容によると確かに自立度は落ちるものの、「認知能力の年齢による変化」について

・短期記憶能力は50歳を境に落ちていく一方だが

・日常問題解決能力、言語(語彙)能力は年齢ともに上がる

とあります。

貝原益軒の養生訓にも「人は、50歳にならないと、血気が安定せず、知恵もまだ開けない。古今にうとく、社会の変化になれていない。言葉に誤りが多く、行動に悔いを残す。人生の道理や楽しみも未だに知らない。」とあります。

また、この続きには「人生の道理や楽しみも未だに知らない。長生きをすれば、楽しみ多く、益が多い。毎日、今まで知らなかったことを知り、今までできなかったことができるようになる。」とあります。

 

このサイトの目的は「いつまでも元気」です。

女性と言え、定期的な日常的な筋トレ、バランス運動は必須です。

そして、飲食物からのエネルギー(気)を十分に摂取できるように消化器機能の弱りを治し、食欲を低下させないようにすることも重要です。年配になってからの食事の量と質はそれまでとは違う考え方が必要です。

 

利き足が右の場合、腰・膝の痛みは左側、首の痛みは右側

私の場合、体の痛みが出る場所は決まっていて、腰または膝の左側、首の右側です。ほとんどジムでのトレーニングで痛めます。左右のバランスが悪いのだと思いますが、なぜその場所なのか?、なぜバランスが悪くなるのか? そこでいろいろ調べた結果、次の説明に納得がいきます。「右利きの場合、大体は右足が利き足で左足が軸足となる。軸足に負担がかかるため、腰・膝・足首の痛みは左側に出やすくなる」、しかし、この説明では首の右側が痛くなる原因が分かりません。自分のくせをみると、首は少し左に傾けた方が楽です。トレーニング中やツボ押しで体の正中線に力を入れるとき、首は無意識に左に傾きます。その結果右側が伸び、緊張状態が続くことになります。こう考えると痛みの左右差の説明がつきます。おそらく、足首が痛むとすれば左側のはずです。

 

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体温を上げる方法の是非

体温を上げて免疫力をUPしようという話はネットや本でよく見かけます。しかし、その人の体質や時と場合によって、体温を上げる方法を間違えると体調が不良になるケースがあります。冷え性タイプの人や風邪を引いたときの回復手段として体を温める必要はあります。しかし、そうではない場合、体を温めること、特に外部から、たとえば、厚着をしたり、暖房を強くしたりすることは逆効果になります。今年の冬の自分がその一例です。

 

昨年12月肺炎、今年2月気管支炎、3月風邪に2回かかりました。ここ数年病気で医者に行ったことがない自分にとっては最悪です。4回とも半日程度寝ただけで、医者に行っては抗生剤を飲むという繰り返しです。肺炎で懲り、免疫力をUPしようと結構厚着をしました。2月から3月にかけて寒暖の差があるのにもかかわらず、同じ格好でした。且つ、思い当たることもなく腰も痛めました。体調が万全でない状態が続き、4回目の後、厚着を止めました。その後、やっと体調が戻り、今に至っています。これからも寒暖の差があり、検証は続きますが、貝原益軒の養生訓のなかに「凡そ衣をあつくき、あつき火にあたり、あつき湯に浴し、久しく浴し、熱物を食して、身をあたゝめ過せば、気外(ほか)にもれて、気へり、気のぼる。これ皆人の身に甚(はなはだ)害あり、いましむべし」とあります。その通りだと思います。また、次のようにも書いてあります。「冬は、天地の陽気とぢかくれ、人の血気おさまる時也。心気を閑(しずか)にし、おさめて保つべし。あたゝめ過して陽気を発し、泄(もら)すべからず。上気せしむべからず。衣服をあぶるに、少(すこし)あたゝめてよし。熱きをいむ。衣を多くかさね、または火気を以て身をあたゝめ過すべからず。熱湯(あつゆ)に浴すべからず。労力して汗を発し、陽気を泄(もら)すべからず。」

 

ツボと運動で防ごう認知症

認知症予防の知識を知ってもらい、そのソリューションを体得してもらいたいという思いで、よみうりカルチャー大宮の公開講座「ツボと運動で防ごう認知症」を3/31開催いたします。

次のような構成になります。

・認知症予防の予備知識

・ツボによる認知症予防

・運動による認知症予防

 

今後も出来るだけ講座の機会を見つけ、一人で多く体得してもらう活動を広げたいと思います。(2016/2/28記)

 

3/31の結果報告です。

3/31の講座には、83歳の方を始め、元気な方々が集まりました。認知症予防には意欲、意志が大事です。当初1時間半の予定が、皆さんからの質問が相次ぎ、予定を1時間もオーバーしました。

今後も認知予防をはじめ、年配の方が元気よく生活できる講座を数多く持ちたいと思っています。(2016/4/3記)

 

認知症予防

認知症を予防できる非薬物療法をさらに勉強したいという思いで、9月から10月にかけて、毎週のように認知症の講座を受けに行ったり、本を読んだりして認知症のスタディにかなりの時間をかけました。どの先生方も一様に「認知症は予防できる、予防しなければいけないこと」を強調しています。そして、その予防はその人の生き方、生活習慣のなかで実現していくものとしています。

 

私なりに解釈した予防のためのポイントは次の通りです。

 

①東洋医学の考え方は参考になります。精神作用を五行思想から「魂(精神を支える気)」、「神(精神・意識・思惟の主宰)」、「意智(しようとする思い、熟慮すること)」、「魄(激しい意気込み)」、「精志(意を支える心、根気、志)」に分けています。この中で特に「神」、「意智」、「精志」の衰えが認知症に影響を与えると考えています。「神」、「意智」、「精志」はわかりやすく言うと「理性で考えること」、「しようという思いと深く考えること」、「志を持って考えること」です。東洋医学、特にツボ療法はこれらの「考える」ことを活性化するためのツボを使います。

②有酸素運動、筋肉トレーニング、バランス運動は重要です。

③脳の血流を良くすることです。

④脳卒中の予防、そのために動脈硬化の予防は必須です。

 

以上の観点から「認知症」ページは構成してあります。ぜひ参考にしてください。

 

東洋医学から見た体質の分類

ツボ療法では未病、病気を診断するときによく六臓六腑の状態で判断しますが、その人の体質や生活習慣的なことも重要な要件になります。「気(き)」、「血(けつ)」、「水(すい)」という概念から判断するものです。西洋医学の知識に慣れ親しんだ方には、東洋医学の教科書を見てもわかりにくい表現が多く、しっくりこないのではないかと思います。しかし、病気の要因をさらに深く探っていくために、また再発を防止するためには、この概念をよく知って、日常生活の中で改善していく必要があります。そこでできるだけこの「気(き)」、「血(けつ)」、「水(すい)」からみた体質を平易な言葉で書いてみました。腹落ちする言葉を選ぶのにかなりの時間をかけ、「体質とツボ」というページにまとめました。ぜひ参照してください。その体質を改善するツボも記述しました。特に慢性的な疾患や未病にかかっている人には役に立つと思います。

 

湿疹によるかゆみ「対屏尖」

最近、自分で効果を実感できたツボです。「対屏尖」、「百虫窩」というツボで、湿疹によるかゆみに良く効きます。梅雨明けの暑さに呼応するかのように頬あたりに湿疹が出、かゆみが強く、特に夜中にひどくなり、目が覚めてしまいます。本来、湿疹を治さなければ、かゆみを抑えてもまたぶり返すことになるわけですが、かゆみの症状もつらいものがあります。「かゆみ」というページに4つの特効穴を記述してありますが、湿疹のむずむずしたかゆみには上記のツボがぴったりでした。特に「対屏尖」がお勧めです。湿疹そのものも良くなっていきます。年配になると湿疹が無い場所でもかゆいという症状があり、かゆみが少し残るかもしれませんが、このツボで良くなっていく様子が実感できます。

 

●「対屏尖」 (外耳道の前の耳たぶ側にある出っぱりの頂点)  

別名「耳下腺」とも言います。爪で一日何回も刺激をします。

●「百虫窩」 (大腿骨内側膝蓋骨内上角の上方、指4本)

ピップエレキバンを貼り、上から時折押します。

 

4つの特効穴の後二つ、「かゆみ反応点」、「治痒穴」はどちらかというと蕁麻疹のかゆみに良く効くツボです。

 

風邪をひきやすい方の体質改善のツボ

風邪をひきやすく、いったんひくと長引き、特に咳に悩まされる方がいます。そういう方の体質改善の方法です。毎日行ってください。お勧めします。

①足背の第一から第五までの中足骨の間(下左図)を押し揉みます。呼吸器系を鍛えます。

②下中図「小腸ゾーン」(土踏まずのリスフラン関節より踵側)を押し揉みます。腸管免疫の機能を向上させます。

③調子が悪くなったら下右図「合谷」 (第一、第二中手骨の基底部の前陥凹部、やや人差し指側)の張り具合(硬さの具合)を調べ、圧痛があるようでしたらピップエレキバンを貼ります。


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体幹を整える

「体幹を整える、鍛える」ということはよく推奨されますが、私がその効果を実感したのはいつも行っているジムでの直径60cmのバランスボールを使ったプログラムです。どちらかというと腰部のインナーマッスルを鍛えるというものですが、確かにウエストは締まり、短期間で数センチ細くなります。当初はやりすぎたのか、平生の呼吸がしづらくなり、たまに深呼吸をせざるを得なくなりました。治し方があるかなと思って近くの病院に行きましたが、診断はつかず原因不明で治療法もありませんでした。一言言われたのは「やりすぎです」。おそらく横隔膜の疲れと考え、横隔膜の反射区及び腹腔神経叢の反射区に施術を行い、バランスボールも週1~2回程度に抑えました。その結果、症状は改善しました。

バランスボールは「体幹を鍛える」にはお勧めですが、家でやるにはかさばりますし、邪魔です。転げることを考えると危ない側面があります。そこで、安全で長続きする方法をまとめ、「体幹の養生」というページを作りました。脊椎及びその周辺部への対応です。

 

・椎骨の近辺よりも肩甲骨間に痛みがある人が多いです。その場合は拇指球の下、土踏まず部分もしっかり押し揉んでください。 

 

・もう一つお勧めなのは「スワイショウ」という気功法です。手を縦にする方法と横回転する方法がありますが、双方ともお勧めです。

 

リンパ

受講者の方から「リンパを流す」を講座のカリキュラムの一つとしてやってくださいとリクエストを受けました。そこで今まで個別の症状、病気の治療法として使ってきた個々のリンパの足の反射区を「連続的に流す」という観点から再構築してみました。観点を変えると効用、手技の方法が全く変わります。効用としては個別の疾患の治療というより、免疫力の強化、むくみやすい体の体質改善を目指します。気持ちも落ち着かさせます。また、手技としては包み込む感じで押さえ、揉捻をします。東洋医学でいう「水」が滞留しやすい、特に女性の方にお勧めです。大体、片足5分程度でできます。ぜひ定期的なケアとして取り入れてみてください。「リンパを流す(足の反射区)」、「リンパを流す(部位別)」ページを参照してください。

 

「百会」、「四神聡」、「防老」、「健脳」

「百会」、「四神聡」、「防老」、「健脳」、最近私が凝っているツボです。講座の中でよく取り入れています。「百会」以外は一般の方によく知られていないツボだと思います。もともと「四神聡」は認知症、頭痛、めまい等の改善、「防老」及び「健脳」は白髪、薄毛予防として推奨されているツボです。私はこれらと「風池」、「天柱」、「百労」を合わせて認知症の予防としても使っています。「百会」、「四神聡」、「防老」は首筋をまっすぐにして頭の上から脊髄に向かって「気をおくる」ことを念じながら押します。「健脳」は首筋に対し直角に押します。

そして、認知症予防のために自分自身も心掛けていることは「頭を使うこと(考えること)」、「直感を大事にすること」です。

 

●「百会」(頭部正中線と左右の耳尖を結んだ線の交叉部))

古来有名な万能のツボです。

●「四神聡」(百会の前後左右親指の幅1本)、「防老」(百会の後親指の幅1本)

「神」は精神の意味、「聡」は聡明の意味で、精神状態を落ち着かせることができ、自律神経のバランスが是正され、頭の感じをスッキリさせる効果があるツボです。百会の後のツボは単独で「防老」と呼ばれるツボです。

「健脳」 (風池より指幅1.5本下)

指幅1本下という説もありますが、本サイトでは1.5本下とします。ツボの名前通り健脳を狙います。 

 

肩こり、高脂血、咳、腸管免疫

最近、私が受講生の方に特に勧めているツボ、反射区です。

●「合谷」、「手の三里」

肩こりに対し、この二つのツボは誘導穴、補助的な役割を持つツボとして使いますが、肩のまわりの定番のツボを使った後、コリがなかなか取れないときに、これらのツボを押圧すると一挙にコリが緩解する場合があります。これらのツボを押圧するとかなり痛い場合に有効です。長く強く押すことを勧めます。「曲池」、「外関」というツボも同じような効果を持ちます。

●「豊隆」

・去痰のツボを言われ、「痰湿(体内に余分な水分が溜まり、血脂が高い状態)」を取るツボとして有名なツボです。風邪のときの痰が出る症状にも有効です。圧痛を探るのがコツです。(ご参考:脂質異常症)

●「神蔵」

風邪のときの咳の症状を治すツボとしていくつかありますが、このツボも有効です。ピップエレキバンを貼って刺激を続行させます。前胸部の第2肋間にあり、第2肋間を探るのにはコツがいります。

●「小腸の反射区」

・体の抵抗力をつける意味で、「小腸の反射区」を押圧し、腸管免疫力をつけることを勧めています。(ご参考:養生のツボ)

 

耳ツボ「飢点」、「渇点」

先月風邪をひいて以来、風邪の予防として耳ツボを毎日1回押すことにしました。私が日常的に予防で使うのは足の親指から小指の股の間及び中足骨の間の押圧です。これに「上肺」、「下肺」、「気管」、「咽喉」、「内鼻」、「外鼻」という耳ツボを加えました。これを加えるようになって食欲が落ちるようになりました。正確に言うとある程度食べるとそれ以上食べられなくなります。そのためか体重が落ちました。「外鼻」というツボを押しているからだと思います。「外鼻」というツボは一説によると「飢点」とも呼ばれ、耳つぼダイエットでは欠かせないツボです。以前、試しに「外鼻」より少し上の「渇点」を押し続け、ビールを飲むのがまずくなった苦い経験もあります。「飢点」、「渇点」の効果の自分の実感です。なお、私は「飢点」を「外鼻」より1~2mm下に取りますが、指か爪で押す分には大差ありません。耳ツボ全体に興味がある方は「耳ツボ図解」ページをご参照ください。 

 

風邪と耳ツボ

疲れていたところに季節がら急に寒くなったことも加わり、口内炎になり、「口内点」のツボで良くなったものの、数日したら鼻炎とのどの痛みを伴う風邪の症状になりました。いつものように「合谷」と「裏合谷」にピップエレキバンを貼りました。いつもは翌日に良くなるのですが、翌々日になっても症状は変わりません。そこで、今回は耳ツボを重点的に使いました。「上肺」、「下肺(かはい)」、「気管」、「咽喉」、「外鼻」、「内鼻」というツボです。2~3回押すことを1セットとし、一日10セットぐらい押しました。そうしますとその翌日には急激に良くなりました。もちろん、風邪薬は飲んでいませんし、生活はいつもの通りです。スポーツジムも週6日行きました。(ジム通いは少しやりすぎたと今は反省しています。)いずれにしても、耳ツボの効果を実感しました。ツボの位置は風邪のページをご参照願います。風邪をひいたとき、ぜひ試してみてください。

 

運動療法

骨粗鬆症、脂質異常症、糖尿病、高血圧等の生活習慣病や肩こり、腰痛、首痛、膝痛といった痛みや凝りの改善、予防に運動療法が最適だということは良く言われています。有酸素運動のみならず、筋肉トレーニングやバランス運動、ストレッチも欠かせないと思います。運動療法について、いろいろ本や雑誌、サイトを調べますが、治療に結びついた且つ自分でできる運動療法、特に年配者向けの紹介は少ないのではないかと思います。その観点から私のお勧めは、橋本敬三先生の操体法の原理です。この療法は30年以上も前に先生の本がきっかけで知りました。自分の体は自分で治すという手法にツボ療法だけでなく、自分でできる運動療法もぜひ紹介していきたいと思っています。

そのなかのお勧めのひとつ、全身のひねり運動です。いろいろな症状に効く、操体法の基本系です。全身が伸びるような気持ちよさを感じると思います。

①仰向けに寝て、膝を90度ぐらいに立てます。膝頭をつけたまま左右に交互にゆっくり倒します。気持ちよいところで止め、3~4秒後脱力します。左右差がある場合、気持ちよい方を多めにします。5セットぐらいで結構です。仰向けに寝たときに首に負担がかかる場合は枕をしてください。脱力した後、気持ち良さが余韻として残ります。

②上記①に次のことを加えると全身のひねりになります。首を膝がしらと逆の方向に回し、上腕も同様に回します。例えば、膝を左に倒す場合、首は右側、左腕は内転、右腕は外転します。

 

KAMPO煎専堂とコラボで漢方・ツボ療法講座開催

今月、さいたま市大宮のKAMPO煎専堂とコラボで講座を2回開催しました。疲れ、便秘、肩こり、冷えというテーマに限定して、漢方とツボ療法の東洋医学の観点からどう対処していくかという講座です。不調や未病、慢性病は、外部及び内部環境(特に生活習慣)のいろいろな要素のバランスの崩れから起き、複合的な対処が必要だということを私自身も再認識した講座でした。

 

最近の再認識のいくつかです。

・顔にできる脂漏性皮膚炎には洗顔の方法が大事です。試行錯誤が必要ですが、自分に合った、または症状の状況に合った洗顔とツボ療法を併用することで改善できます。

・筋トレとバランス運動の重要性です。ウォーキング等有酸素運動はよく言われますが、それと同じぐらいに筋トレとバランス運動が大事です。高血圧、骨粗鬆症、関節痛、骨折の予防、ダイエット等に最適です。

・アレルギー性皮膚炎の要因として、肺の虚(失調、機能低下)も考慮に入れてくださいというKAMPO煎専堂の漢方の先生のアドバイスをもらいました。10年以上にわたる慢性のアレルギー性皮膚炎の改善は難しいのですが、一つの策として肺の経絡(ツボの経路)に押圧を加えることで体質を変える方法に取り組んでいます。

 

なお、次回のKAMPO煎専堂とのコラボ講座は10月1日、29日に予定しています。

 

「オアシスナビ」での認知症ツボ療法紹介

全国の老人ホームなど介護施設や介護サービスの情報を掲載している「オアシスナビ」で私の認知症のツボ療法が紹介されました。オアシスナビにはいろいろな記事がありますが、「健康寿命を伸ばす生活習慣」というテーマに取り組んでいるシリーズがあります。いろいろな角度から実践的で且つ科学的根拠があるものを紹介しており、わかりやすく、説得性があるシリーズです。「健康寿命の延伸」は行政も含めて大きな課題になっているテーマです。

 

さて、認知症ですが、物忘れも含めて、特に東洋医学では、「精神作用」がこれらに影響を与えるとしています。わかりやすく言うと、「考える」ということがその予防の大事な要素としています。特に「理性で考えること」、「深く考えること」、「志を持って考えること」、この三つです。そして、東洋医学では、五臓(肝、心、脾、肺、腎)が「考える」ことに深く関連し、特に心、脾、腎につながるツボを刺激することで「考える」ことを深めていくというステップをとります。

 

ツボによる治し方の詳しい説明は「認知症」、「物忘れ」のページを参照してください。

 

耳鳴りの即効ツボ

私はもともと老人性難聴気味でジーという耳鳴りがありますが、ほとんど日常的には気になりません。難聴の方は老人性に加えて、鼓膜にピンホールがあり、耳鼻科での検査では、高い音だけでなく中くらいの音にも難があるとのことです。小学生の孫娘からは「おじいちゃん、その耳何とかならないの」とよく言われますが、人間ドッグでの検査で数年前基準を超えていた値も今では基準内に収まるようになってきています。しかし、音として聞こえますが、言葉として理解できないということはしょっちゅうあり、相手の人には申し訳ないのですが、よく聞き返します。ことばを聞き分ける能力の低下が老人性難聴の一番の問題です。

耳鳴り、難聴の講座を行うということもあり、意図的に耳鳴りを意識するようにしました。そうするといつも耳鳴りが気になります。神経が高ぶっているときにはアブラゼミの鳴き声のようです。

これはちょうどよい機会なので、「耳鳴り」で紹介しているツボの即効性について自分でひとつひとつ検証することにしました。ツボを「耳のまわり」、「足の反射区」、「手」、「耳ツボ」等いくつかのグループに分け、一日に一つのグループの施術を行い、効果を確認し、次の日には別のグループという手順です。自分の場合の耳鳴りは老人性に加え、器質的な問題もあるため、完全になくなるわけではないので、ある程度気にならない範囲までになれば、それも施術の数時間後に改善されれば即効性があると判断することにしました。

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とっさのひとツボ

ツボ療法と言うとじっくり治していくイメージがありますが、意外に即効性もあります。テーマの言葉通り、困ったときの応急的な対処法を列挙してみました。私も含め、その効果を実感しているツボです。

 

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オープニングイベント開催(2014/5/13)

PCコミュニティカレッジ代表の今井房子さんの協力を得て、浦和駅近くのビルで5/13にツボ健康療法講座のオープニングイベントを開催します。前々から自分の講座を広く展開し、より多くの人に「自分の体は自分で治す」、「東洋の知恵」を体得し、その効果を実感してもらいたいと思っていましたので、今井さんに協力をお願いをしました。今井さんに感謝です。

 

「自分の体は自分で治す」、「東洋の知恵」というキーワードについて少しお話ししたいと思います。
まず、「自分の体は自分で治す」ことの私自身の経験です。ずいぶん昔のことですがワープロが出始めのころ、資料づくりのために1日のほとんどの時間、ワープロのキーボードをたたき続け、何カ月か後にはとうとう首を痛めてしまいました。整形外科に通うようになって牽引でさらに痛くなり、1年半ぐらい経過すると手がしびれるようになりました。これではいけないと思い、整形外科に通うことをやめ、その時に考え付いた方法で治していき、数ヵ月後には痛みが消えました。
もうひとつはアレルギー性皮膚炎です。私がかかっていたのはテレビや新聞にも出てくる皮膚科の先生でしたので、信頼をし、薬を塗り続けました。5年を経過しても一進一退です。もう限界でした。よく5年も我慢したなあと自分でもあきれかえります。病院を変えてステロイドとツボ療法と原因除去(私の場合は塩素)と4カ月の奮闘の末、良くなりました。この経験から痛感したことは「自分の病気の治療を人任せにしない」、つまり全てを「医者任せにしない」、「薬任せにしない」ということでした。

 

次に「東洋の知恵」です。「東洋の知恵」といっても、私の場合中国の鍼灸理論をベースに、30年ぐらい前にドイツのハンネ・マルカート(HanneMarquardt)さんの足の反射療法及びフランスのノジェ(Nogier)博士の耳つぼの考え方を勉強し、加えました。

時代とともに、病気を治す手技療法、ツボ、反射区は、日本、中国、韓国、欧米から情報が入手でき、より新しく、一般の人にも分かりやすくなってきています。古来からの知恵に新しい知恵が加わり、醸成されていってます。この知恵を通して言えることは「自分の体に薬がいっぱい入っている」ということです。まさしく自家薬籠のものです。

 

なんとか、市民の皆さんにこのキーワードを知ってもらいたい、実感してもらいたい、こんな思いで取り組んでいます。

 

このキーワードをさらに進め、市民社会全体に広げるために、理想的には行政及び漢方、欧米の手技療法、運動療法、食事療法等のさまざまな代替医療に従事し、同じ志を持った人との連携・協力が必要になります。そして組織化も必要になります。そのためにもまず多くの人にその効果を知ってもらう取り組みが必要です。

 

季節の変わり目の風邪

やっと今年も冬の寒さを抜け出すような日々が多くなってきました。このような季節の変わり目は風邪をひきやすなります。かくいう私も60を過ぎてから季節の変わり目に風邪をひきやすくなりました。しかし、薬を飲まず、ひどくなる前に治すようにしています。


まず、日ごろの予防として足の親指と人差し指の股のところ、さらに中足骨の間を指圧棒で押します。ここは気管支の反射区でもあり、扁桃腺、上部リンパの反射区でもあります。


風邪をひいてしまったら「合谷」、「裏合谷(感冒点)」にピップエレキバンを貼ります。即効を求める場合は円皮鍼を貼ります。私が使っているのはパイオネックスという商品で0.6mです。欠点ははがれやすく、水仕事をやる方には向きません。

 

症状が、咳だったら「孔最」、鼻水だったら「上星」または足の親指の爪の下「鼻」の反射区を指圧または揉みます。咳の場合、「孔最」にピップエレキバンを張り、時々上から少し強めに且つ長めに押すことも効果的です。


熱はあるが発汗ができず、体がつらい場合の対処です。解表(げひょう)のツボといわれる「外関」です。解表とは、言い得て妙、身体の表面にいる外からの邪気を払います。爪で断ち切るように手首に向けて押します。熱が下がり、体が楽になります。まさにツボの妙味です。
   

ツボの詳細の位置は「風邪」のページをご覧になってください。

 

美容のためのツボ押し

先日、川口で「癒しのシェービングサロン Oath」を開設されようとしている若い二人の女性に「美容のためのツボ押し」の技術指導に行ってきました。顔から耳、首、肩、足首と30以上のツボについて、個々のツボの狙いや押し方等の説明と実演をしました。難しかったと思いますが、お二方ともセンスが良く、飲み込みも早く、手ごたえ十分です。彼女たちの明るさはかけがいのないものだと思います。
お二方のブログを拝見して、「私たちはシェービングやエステ、トリートメント、ネイルを美容のお手入れだけでなく、家庭や仕事等で疲れた女性の心身の癒しの場所を創り出すために提供したいと考えております」というサロンのコンセプトに共感します。美容のツボの狙いは顔の肌のうるおいを戻し、たるみやむくみを改善するというところにあるわけですが、最終的な狙いは心身の健康、生き生き感だと思っています。
これまでの私の講座の中で痛感するのは女性にとって女性ホルモンの重要さです。「美しさ」の要素だけでなく、その低下は「冷え」、「骨粗鬆症」、「高脂血症」等いろいろな病気や未病のもとになります。その意味で私は特にホルモンバランスに欠かせない踵から足首に点在するツボを重視しています。

 

ツボを探す妙味

湿疹をツボ療法で治す場合、ウイルスによるもの、アレルギーによるもの、胃腸障害によるものそれぞれでツボの取り方、手当の仕方が違ってきます。例えば、口内炎の場合、手のひらの中指付け根に「口内点」というツボがあり、ピップエレキバンを張るとその日のうちに炎症が治まります。その効果は抗ウイルスの内服薬に負けません。


自分自身に何らかの病状が出ると、ちょうど良い機会だからといろいろ試してみます。小鼻に口内炎と同じような症状が出た場合、「口内点」にピップエレキバンを貼り、治します。

しかし、先だっては同じことをやってもなかなか良くなりません。正確に言うといったん良くなるのですが、すぐに再発します。症状の過程、顔の洗い方の試行錯誤の結果から、どうも脂漏性皮膚炎のようです。いろいろなツボを試してみましたが結果は同じです。

 

そこで、自分の体の表面上で違和感のあるところを探ってみました。自分の場合、しばらく前から足の親指の先端が知覚過敏になっています。試しにそこを丹念に押してみました。1時間ぐらい後、小鼻の炎症は治まってきています。これはと思い、一日何回か指で押しもみまました。すると炎症は消えました。その後、再発はするもののひどくはなりません。どうも、年配になり、冬の乾燥シーズンになると出てくる症状のようです。洗顔も大事です。自分に合った洗顔のコツを習得するには試行錯誤が必要だと思います。


そんなわけで、自分でツボを探す妙味、途中試行錯誤の過程ではがっくりきたりしますが、当たったときの爽快感は格別です。

 

小さなお子さんのかゆみ止め

冬になり乾燥の影響で小さなお子さんが皮膚病になり、かゆみのため皮膚を掻きむしったり、掻き壊したりして、その場所が傷になってしまいます。見ていてかわいそうです。とにかくかゆみを止めること、そんなときに次の二つのツボを押してみてください。軽く押し、押したまま3秒ぐらい止めて、ゆっくり離します。それを3~5回繰り返します。かゆみが止まっていきます。

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ブログをはじめました

GoogleAnalyticsを導入してわかったことは、これまで数は少ないですが世界の20か国からアクセスがあります。おそらく各国でご活躍の日本人の方だと思います。自分の未病をセルフケアできる方法はきっとお役にたてると確信しています。もし、お分かりになりにくいところがありましたら、お問い合わせ頂ければと思います。